西岡良仁、わずか49分の圧勝劇で初戦突破。世界6位ズベレフとの2回戦へ [ミフェル・オープン]

西岡良仁、予選勝者に快勝し2回戦進出

現地2月20日、男子テニス「ミフェル・オープン」(メキシコ・ロスカボス/ATP250)シングルス1回戦が行われ、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク84位)は予選勝者のフラビオ・コボッリ(イタリア/同69位)を6-1、6-0と圧倒し、2回戦進出を果たした。

28歳の西岡は、2月初旬の男子国別対抗戦デビスカップに出場し、今季初勝利を挙げるとともにチームの勝利に貢献。翌週からアメリカで2大会に参戦し2回戦、初戦敗退となっていた。同大会には6年ぶり2度目の出場。2018年大会ではベスト8に進んでいる。

初戦では前週の「デルレイビーチ・オープン」(アメリカ・デルレイビーチ/ATP250)でベスト8に入ってキャリアハイの69位を記録しているコボッリと対戦した。

試合は序盤から西岡の流れ。ポイントで常に先行し、開始から4ゲームを連取すると、ブレークポイントを握られることなく第7ゲームで3度目のブレークに成功し6-1で第1セットを先取する。

第2セットでも西岡はリターンゲームで相手を圧倒。チャンスを確実にものにして3度のブレークで6ゲーム連取。試合時間はわずか49分で2回戦進出を決めた。

2回戦で西岡は今大会の第1シードであるアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同6位)と対戦。直接対決では、ズベレフの2勝0敗。直近では、昨年のATPマスターズ1000シンシナティ2回戦で対戦し、ズベレフが7-5、6-4で勝利している。

なお、ダニエル太郎(エイブル/同62位)は、マルコス・ギロン(アメリカ/同44位)に4-6、5-7で惜しくも敗れ、2回戦進出とはならなかった。

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