パリへの切符獲得に向け、雌雄を決する相手が決まった。
韓国・釜山で開催されている卓球の世界選手権団体戦は現地２月21日から決勝トーナメントがいよいよスタート。２回戦から出場する女子の日本代表（世界ランク２位）の相手はクロアチア代表（同41位）に決まった。
この日の午前中に行なわれた１回戦でマレーシア代表（同28位）をマッチカウント3-1で下し、クロアチアが２回戦に駒を進めた。同国はグループステージで世界ランク８位のフランス代表を破る番狂わせを演じている。今回も下克上を狙っており、決して油断ならない相手だ。
日本の対戦相手が決まると、SNS上も尻上がりに盛り上がりを見せている。「今日も勝とう！」「パリ切符お願いします！ 信じて応援してます！」「中国がインドに大苦戦したように油断禁物。でも日本ならできる！」「打倒中国を本気で目指すなら、ここも圧倒するような戦いをしないとね」など期待を寄せる声が挙がっている。
その一方で、「日本は誰が出るのかな？ 早田ひな、平野美宇は確定だろうけど、あとひとりは張本美和？ 木原美悠も捨てがたい」「メンバー発表早くしてくれ！」といった日本の出場選手にも注目が集まっていた。
日本はクロアチアを撃破しベスト８に進出すれば、パリ五輪の団体出場権を獲得し、五輪のシングルス２枠を得る。まさに運命の大一番となる注目のオーダーは、１番手に早田ひな、２番手に張本美和、３番手に平野美宇を起用。早田は第４試合、張本は第５試合も担う五輪内定メンバーで必勝を期す。
なお、試合は午後５時から始まる。
構成●THE DIGEST編集部
