ソフトバンク、宮内会長が特別顧問に 今井副社長が会長就任へ

Shinichi Uchida

[東京 21日 ロイター] - ソフトバンクは21日、宮内謙会長が特別顧問に就任する4月1日付の役員人事を発表した。会長や社長の経験を生かして今後は社外活動に取り組む。今井康之副社長が会長に就任し、宮川潤一社長兼最高経営責任者(CEO)、榛葉淳副社長とともに全体の経営を主導する。

宮内氏は1984年10月、日本ソフトバンク(現ソフトバンクグループ)入社。パソコン用ソフトの流通事業拡大に取り組み、ボーダフォン副社長も務めた。15年4月からソフトバンク社長、21年4月から会長。6月の株主総会終了に伴い、取締役を退任する。

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