配送トラック共用で物流効率化 ファミマとコカ・コーラ

 ファミリーマートとコカ・コーラボトラーズジャパンは21日、物流の効率化を図るため配送トラックの共同利用を開始したと発表した。残業規制の強化でドライバーが不足する「2024年問題」解消に向けた取り組みで、業界の垣根を越えた連携が進む。

 2月上旬に神奈川県海老名市とその周辺で始めた。今後、エリアを拡大する予定。

 ファミマは自前の店舗への定期配送で商品の輸送力が足りない場合があったが、コカ・コーラが契約する外部の物流会社のトラックに余力があればファミマが利用できるようにする。1台当たり運べる荷物が平均1~2割程度増えるという。

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