岸田首相、天然フグに笑顔 山口・下関の卸業者と面会

山口県下関市のフグ仲卸業者らと面会し、天然トラフグの刺し身を試食する岸田首相(左)と林官房長官=21日午後、首相官邸

 岸田文雄首相は21日、山口県下関市のフグ仲卸業者らでつくる「下関ふく連盟」の郷田祐一郎理事長(60)らと官邸で面会した。大皿に盛り付けられた天然トラフグの刺し身を口に運び「かめばかむほど良い。タンパク質など栄養満点だ」と笑顔で語った。衆院山口3区選出の林芳正官房長官も同席した。

 連盟側はフグの海外展開事情や、温暖化の影響で水揚げ量が減少している現状を説明。首相は「フグの食文化を大切に発展させてほしい」とエールを送った。

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