救急車が出動後に車と接触事故、到着に遅れ 京都の消防組合が発表

長岡京市

 京都府の乙訓消防組合消防本部は、京都府向日市内の女児への救急要請を受けて出動した救急車が物損事故を起こし、到着が約8分遅れたと発表した。女児は別の救急車で病院に搬送され、軽症だったという。

 同本部によると2月17日午後7時半ごろ、「女児の意識状態がおかしい」と119番を受けた。長岡京消防署東分署の救急車が出動したが、京都府長岡京市神足森本の交差点で、対向の乗用車と接触。代わりに大山崎消防署から救急車が出動し、通報から約20分後に現場に到着した。救急車の隊員と乗用車の運転手にけがはなかったという。

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