旧正月の中国本土観光客125万人

今年の旧正月の香港は特に活気にあふれた。2月19日付香港各紙によると、中国本土の8日間にわたる「春節ゴールデンウイーク」が終わりを迎える中、香港では本土からの観光客が延べ125万人余り、1日平均15万7000人を記録し、昨年の水準を上回った。本土の観光客も西九龍文化地区、車公廟、黄大仙などの観光スポットを訪れるのが好きで、花火大会も高く評価され、ゴールデンウイーク中のホテル全体の稼働率は90%に達した。さらに旧正月期間中(2月9日から17日まで)の出入境者数は延べ988万人近くとなり、入境処の当初予想を30%以上上回った。

特区政府は18日、2月10日から17日までに香港を訪れた観光客数は当初約143万6000人、うち本土からの観光客は約125万5000人を記録し、8日間のゴールデンウイーク中に本土からの観光客は1日平均15万7000人だったと発表した。昨年のメーデー連休と国慶節のゴールデンウィークと比較すると、それぞれ25.3%、14.9%増加し、新型コロナ流行前の2018年の同期間の香港への1日当たりの平均訪問者数を上回った。また旧正月3日目(12日)は本土からの入境者のピークとなり、この日は約18万6000人が香港を訪れ、最も多くの人が高速鉄道の西九龍駅を利用し、約4万2000人を占めた。次に多かったのは羅湖経由で約3万人を占めた。

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