スターラックス航空、A350FとA330-900を発注

スターラックス航空は、貨物機のエアバスA350FとエアバスA330-900型機を発注した。

シンガポール・チャンギ国際空港隣接地のチャンギ・エキシビジョンセンターで開催中のシンガポール・エアショーで発表し、スターラックス航空の張國煒会長とエアバスのクリスチャン・シェラー民間航空機事業最高経営責任者(CEO)が調印した。

内訳は、エアバスA350Fが5機と、エアバスA330-900型機が3機の計8機。スターラックス航空は、エアバスA350Fを運航する台湾初の航空会社となり、高需要の貨物路線に投入する。

エアバスA350Fは、最大積載量111トンで、最大航続距離は8,700キロ。業界標準のパレットやコンテナを中心に最適化され、業界最大のメインデッキ・カーゴドアを備える。先進素材を70%以上採用することで、離陸重量は競合機より46トン軽い。ロールス・ロイスのXWB97エンジンを搭載し、旧式のボーイング747Fより最大40%、競合機より最大20%、燃料消費量と二酸化炭素排出量を削減できる。

エアバスA330-900型機は、現在保有する4機と同様に、「1-2-1」配列でフルフラットとなるビジネスクラス28席、エコノミークラス269席の計297席を備える。

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