開業当時のカラーを再現した東北新幹線車両 3月で引退 撮影会に鉄道ファンが興奮

初代東北新幹線のカラーを再現し、2022年から運行されていた車両が3月で引退することになり、記念撮影会が開催されました。

撮影会は、宮城県利府町にある新幹線総合車両センターで開催されました。

3月で引退するのは、クリーム色と緑色でおなじみの東北新幹線開業当時1982年の200系の塗装を施したE2系新幹線で、2022年6月から仙台−東京間を定期運行しています。

上野比呂企アナウンサー「車両センター敷地内の初代カラーの車両は、1両目まで間近でどこからでも撮影できるということです」

集まった鉄道フアンたちは、普段立ち入ることができない車両センターで見る新幹線の姿に、興奮を隠せない様子でした。

「よくここまで再現してくれたと感じています。寂しいですけどね。本当にお疲れ様、ありがとうという感じですね」「小さい頃から見てきた思い出の色でもありますので、色々なアングルで撮影できてあっという間に時間は過ぎました」

初代東北新幹線カラーの車両は、引退する3月15日まで1日1往復から2往復程度、仙台と東京の間を運行する予定です。

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