犬の尾と指切断した疑い、高知 ブリーダーら書類送検

高知県警本部

 犬の尾や指を切断し不必要な痛みを与えたとして、高知南署が動物愛護法違反の疑いで高知市のブリーダー女性と従業員女性を書類送検したことが21日、署への取材で分かった。書類送検は20日。

 書類送検容疑は昨年6月、飼育していた犬4匹の尾や足の指を、麻酔や痛み止めを使わずに切断し、苦痛を与えた疑い。

 署は、犬の皮膚炎の治療を適切にしなかった動物愛護法違反の疑いや、生後決められた期間内に届け出をしなかった狂犬病予防法違反の疑いでもブリーダーを書類送検した。

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