災害時に活用できるように 段ボールでできた簡易トイレの使い方を子どもたちが学ぶ講習会が開かれる【高知】

段ボールでできた簡易トイレの使い方を子どもたちが学ぶ講習会が、2月20日の夜に高知県いの町で開かれました。

20日夜、いの町の伊野中学校に集まったのは、地元のスポーツクラブの子どもと保護者約30人です。

能登半島地震では長期間の断水によるトイレ問題が課題となっていて、20日は地元の製紙会社・丸英製紙が手がける段ボールでできた簡易トイレを使った防災学習会が開かれました。講師役の丸英製紙の濵田英明社長は、トイレが使えないから水を飲むのを控え具合が悪くなる人がいることなど、災害時のトイレ事情を説明。子どもたちは段ボールのトイレに実際に座ってみたり、凝固剤でどのように固まるかを学びました。

参加者は災害時のトイレについて学びを深めていました。

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