shallm「とびきり明るくて温かい曲」デジタルシングル『まっさかさマジック!』に込めた想い!

声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ!週替わりで登場するゲストとのトーク!
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく1時間のミュージックプログラム、
「A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE」!
2月10日のゲストはshallmのliaさん!
デジタルシングル『まっさかさマジック!』について伺いました。

liaさんはshallmというバンドプロジェクトのボーカルです。「凄いバンドが好きで、どうしてもバンドがしたい、私はバンドがやりたいんだって思った時に“そうだ。バンドすればいいじゃん、1人でって”。それでバンドプロジェクトという形になったんです」

shallmという名前は「フランス語とドイツ語にcharmeっていう言葉があって、魅了とか魅力っていう意味なんです。その言葉に英語のshallをつけて、必ず聞いてくれる人を歌で魅了するっていう意味を込めた造語です」

そんなshallmのliaさんが唄う『まっさかさマジック!』は、白石さんが主役の姫を演じるTVアニメ『姫様“拷問”の時間です』のオープニングテーマ。タイアップの話を聞いた時の印象を伺いました。「夢のひとつにアニメのタイアップをやるっていうのがあったので、“え~いいんですか~”って姫様みたいに叫びました!」

『姫様“拷問”の時間です』のオープニング映像を見た時は「うわ、みんなが動いてるって、それが凄くうれしくて。しかも私の曲に乗ってっていうところもあったし、私のクレジットが出ているって!写真めちゃくちゃ撮りました。特に最後のアウトロのところで魔王様がドンチャドンチャってするところが個人的に大好きなシーンです」

楽曲を作るにあたって、アニメの制作サイドからどんなリクエストがあったのでしょうか?「ハッピーでファニー、ホップかつアップテンポっていう注文がありました。ラップみたいな(笑)。とにかく明るいやつという感じで意識して作っていきました。原作を読む前は拷問って聞いてたので、ちょっと怖いのかなって。血とか苦手なので大丈夫かなって思ったんですけど、もう可愛すぎる、涙が出るぐらい温かい、心温まる話だなと思いました」

難しいリクエストに応えるために、どうやって形にしたかというと「先に曲、アップテンポを先に固めてから詩を作ろうっていう感じでやっていきました。アニメで流れるのは89秒というのを初めて知って凄い大変だなって。アレンジャーさんと作ってるんですけど、今まで出した曲と比べて明るめの、お祭りどんちゃん騒ぎの感じのアレンジになってます」

アニメの制作サイドのリクエストに応えようと実は2曲作っていたそうです。「『まっさかさマジック!』は2曲目に作っていて。サビが決まったらポンポンポンポンってストーリーができていくみたいな。アニメタイアップはこういう感じで作ってくださいってのがあるので、結構作りやすかったです。自由に作っていいよって言われるより決まってる方が作りやすかったですね」

レコーディングは「家で作った時は夜中で大きな声出せなくて。静かに裏声で作ったんです。レコーディングの時に初めて地声で歌った時に高すぎて(笑)。“規格外だ、どうしよう歌えない”ってなりました。今までの曲の中でもだいぶ高い。Dメロとか特に高くて覚悟を決めてレコーディングしました」

今後の目標は「カッコいい人になりたい」というshallmのliaさん。デジタルシングル『まっさかさマジック!』は、shallmにとってどんな作品になったのでしょうか?
「shallmの中でもとびきり明るくて温かい曲なので、ぜひ身近な人や大事な友人を思い浮かべて聞いて欲しい作品になりました」

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