JR線路から銅線盗んだ容疑 27歳会社社長を送検

JR山陽線の線路から銅製のケーブルを盗んだとしてきのう逮捕された宇部市の27歳の会社社長の男の身柄がきょう(21日)山口地検宇部支部に送られました。

窃盗の疑いで送検されたのは、宇部市若松町の会社社長=河原大貴容疑者27歳です。

JR山陽線と宇部線の線路では今月7日以降、「レールボンド」と呼ばれる銅製のケーブルの束が無くなっているのが相次いで見つかっていて、これまでに5つの区間でおよそ450本の被害が確認されています。

河原容疑者の逮捕容疑はこのうちの1件、JR山陽線厚東駅の1.3キロ東の線路からレールボンド32本=時価33万6000円相当を盗んだ疑いが持たれています。

警察は、共犯の可能性を視野にしているとして、認否を明らかにしていませんが売却目的での犯行とみています。

今後は共犯者がいるかどうかや今回の逮捕容疑以外のレールボンドが盗まれた事件へ関与について引き続き捜査を進める方針です。

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