広島市内の駐車場で大学生2人が大麻所持の疑いで逮捕 「何らかの原因で気分不良」と消防に通報も 広島

広島市内で大麻を所持したとして大学生2人が逮捕されました。

大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたのは、いずれも広島市に住む、18歳と19歳の男子大学生です。警察によりますと、2人は10日ごろ、広島市東区の駐車場に停めていた車の中で大麻植物片約0.065グラムを所持した疑いがもたれています。

10日に広島市消防から警察に「大麻を使用した疑いがある」と通報がありました。消防によりますと、同日午前0時半ごろ「何らかの原因で気分不良」と、2人のうちどちらかから119番通報があったということです。

調べに対し、18歳の男子学生は「間違いありません」と容疑を認めていて、19歳の男子学生は「18歳の男子学生が持っていた物が大麻かどうかわかりません」と容疑を否認しているということです。

警察は、大麻の入手先など、事件のいきさつを調べています。

県警によりますと、去年1年間に県内で大麻取締法違反の疑いで検挙されたのは85人。年代別で見ると、最も多いのは「20代」でおよそ54%、次に多いのが「20歳未満」の20%と、「20代以下」の若者が全体の74%を占めているということです。

ことしに入ってからは、福山大学の学生4人が大麻取締法違反の疑いで逮捕される事件も発生しています。

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