【マツダ】春闘 満額回答 賃上げ最高水準に

自動車大手メーカーの経営側と労働組合による「春闘」の交渉初日で、大きな動きです。マツダが春闘の回答指定日まで3週間を残して、賃上げ要求に3年連続の満額回答しました。

約2万人の組合員を擁するマツダの労働組合は、物価上昇などを受け、平均で月額1万6000円の賃上げと、5、6か月分の一時金を要求していました。これに対して会社側は、3年連続となる「満額」で回答しました。全体の賃上げ率は前の年に比べて6.8パーセントとなり、現在の人事制度になって以降、最大となります。

■マツダ人事担当 竹内都美子執行役員

「私たちの賃金処遇改善が地域経済に与える影響を考慮してこの回答を決めた」

マツダは、「業績見通しが好調であることなどから早期回答を決めた」としています。

《2024年2月21日放送》

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