サイゼリヤのイカ墨パスタ、真っ黒ソースから「より食べやすく」リニューアル お味はどう変化?

サイゼリヤが2024年2月21日から「イカ墨のスパゲッティ」を「イカの墨入りセピアソース」にリニューアルした。Xでは、色が薄くなったとしてリニューアル前後の見た目の違いが注目を集めている。

色を薄くした理由について、サイゼリヤは「より食べやすくすること、利用シーンを増やすことが目的」としている。

「イカ墨の濃厚さは激減、でも色薄い割にはイカ墨感はあり」

サイゼリヤは21日からグランドメニューを改定し、「イカの墨入りセピアソース」のリニューアル以外にも「イタリア野菜のトマトスパゲッティ」や「きのことほうれん草のクリームスパゲッティ」、「エビとタラコのクリームグラタン(全粒粉)」、「ペンネアラビアータ(全粒粉)」といった新メニューを追加する。

話題となっているのは、Xに「サイゼリヤのリニューアルしたイカの墨入りスパゲッティ、想像の10倍くらい変わっちまった」として投稿された新旧の画像だ。リニューアル前は真っ黒なソースで麺の色が見えなくなっているのに対し、リニューアル後はうっすらと黒いものの、元の麺の色も分かる。この投稿は21日までに約6万7000のいいね!が付き、注目を集めた。

新旧どちらも食べたという投稿者は21日、J-CASTニュースの取材に、あくまで個人の感想と前置きしつつ、

「ソース:イカ墨の濃厚さは激減、でも色薄い割にはイカ墨感はあり。
麺:太くて柔らかくなった、湯で時間が変わったのかも。
イカ:胴体→耳部分に変更、コリコリ感あって旧より好き」

と、食べ比べて感じた違いを語った

「本音を言えば旧の方が断然好きなので残念」としつつも「500円で食えるスパゲッティとしては依然として奇跡の美味しさだと思います」と絶賛。サイゼリヤの発表では「お口周りが汚れにくいセピア色に仕上げました」と説明されているが、「確かに口周りの汚れが激減したのとイカ墨の濃厚さが減ったので、初めてイカ墨スパゲティを食べる方には新の方がとっつきやすいかもしれません」という。

「魚介の旨味を増して、より味わい楽しめるソースに」

色を薄くした理由について、サイゼリヤの広報担当者は21日、J-CASTニュースの取材に

「イカ墨パスタ自体を、お口周りが汚れにくいセピア色にすることでより食べやすくすること、利用シーンを増やすことが目的で改良いたしました」

と説明した。見た目以外には、「魚介の旨味を増して、より味わい楽しめるソースにしております」という。

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