江原啓之「“あの世”の温泉に行ったことがあるのですが…」自身の体験を語る

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
今回の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之

◆亡くなった主人が夢のなかで……
昨年7月、大好きな主人が45歳で亡くなりました。それから何度となくメッセージ性がある夢を見て、“あちらの世界では、元気な姿で好きなように過ごしているんだ”と安心しています。

そんななか、面白い夢を見ました。主人が普通に帰宅し、リビングに入ってきたのです。たくさんのお土産を手に持った主人が家族に駆け寄ると、私たちも「わぁ! 帰ってきた!!」と大喜び。

すると主人は、照れ笑いを浮かべながら「はいはい、まぁまぁ、わかったから!」と言い、「全部イチから説明したるから!」と。何を教えてくれるのか楽しみに待ち構える私たちに「あのな、お風呂は布を1枚まとってからにしたほうがええで」と。意味のわからない発言でした(笑)。

でも、夢のなかの主人からは、なぜか香ばしい匂いが漂ってきたのです。夢だけど嗅覚はハッキリしていました。それにもびっくり。毎日お線香をあげながら話をしているので、その続きを話しにきたのかなと思っています。

◆江原からの言葉
特にガンなどで亡くなるときに、最期に幻覚のようなものを見たりするようです。でも私は、それは幻覚ではないと思っている。あちらの世界と(こちらの世界)の間にいるので、半分はあの世、もう半分はこの世で、言わば寝ぼけたような状況になってしまう。それと同じ。

多分、夢のなかのご主人にとっては何かの意味があるんです。もしかしたら、あの世にもお風呂があって、ご主人はこの世のお風呂のような感覚でいるのだと思う。

私はあの世の温泉に行ったことがあるのですが、お湯のような感じだけれどお湯がない。物質界ではないから。湯気のようなものが立っていて、しかも温かい。(お湯がないのに)入っている感はある。お湯に浸かるときは、みんな裸体になるので「布をまとったほうがええで」ということなのかな(笑)。

私は、ご主人の言いたかったことをわかってあげられるような気がする。(メールを読んでいて)途中で涙が出そうになりました。みんなが駆け寄ってきて「はいはい、まぁまぁ」というのが温かいですね。早く亡くなっただけに、気持ちはいっぱい残っているでしょうからね。それを汲んであげられたらいいなと思います。

◆江原啓之 今宵の格言
「人は忘れられることが一番悲しいことです」

<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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