ちゃんとお金を払ったのに、店員に“食い逃げ”を疑われた…。これって私が悪い?

アメリカをはじめとするさまざまな国で、食事の際にマナーになっている”チップ文化"。

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”チップ”とは、規定の支払い料金とは別に、接客してくれたレストランの従業員に対し、サービス料としてお渡しするもの。

心づけとして渡そうという気持ちは同じでも「チップをいくら払うべきか」は、人によって意見が分かれるところです。

今回、英語圏の人気掲示板Redditに質問を投げかけたのは、そんなチップにまつわる"ある体験談"を持つ女性でした。

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その体験談 がこちら👇

「私(30)と夫(31)は、経済的な負担がまったくないというほどではありませんが、生活は上手くやっていけています」

「ですから、少しはぜいたくを楽しめますし、できる限り人の役に立つことをしようと心がけています」

「よくやるのが、大きな額のチップを残すこと。店員のサービスが特にすばらしかったり、何か特別な縁を感じたときは、チップを多めに渡すようにしています」

「昨晩、私たちは行きつけの店を訪れました。接客をしてくれた店員は、とても優しい女性でした。年齢は、おそらく20代ぐらいだったと思います」

「お会計は46ドル(=約6,700円)でしたが、私はチップも含めて200ドル(=約29,500円)を渡すことに決めました」

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「伝票を渡された後、テーブルに現金を残しました。チップも含めての200ドルだったので、お釣りをもらう必要はありません」

「私たちは席を立ち、お店を後にしようとしました。店の出入り口までたどり着いたところで、接客をしてくれた店員が私たちを追いかけてきました」

「店員は、やや怒り気味に支払いを済ませるよう要求してきました。私たちが会計をしないまま、店を出ようとしたと疑っていたんです」

「私たちのテーブルを見たかと聞くと、店員は『見ていない』と答えました」

「私は店員と一緒にテーブルまで戻り、支払おうとして置いていた200ドルを50ドルに取り替えました。会計額は46ドルだったので、残りの4ドルがチップになります」

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「私は店員に伝えました。『最初にテーブルをよく確認しておくか、食い逃げをしたと疑わずに、ただ会計をしたかどうかを尋ねるだけでよかったのに…』と」

「店員はひどく恥ずかしい思いをした様子でしたが、私たちは店を後にしました。夫は、200ドルはそのまま置いていくべきだったと、私を"イヤな奴"呼ばわりしてきました」

「私は、店員がもっとうまく対処できたのでは、と思います。泥棒呼ばわりされるのも、いい気分ではないですから。私は自分の行動が悪いとは思いません」

この質問には、賛否両論のコメントが寄せられました👀

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💬「その店員には、客を泥棒扱いせずに対処する方法があったはずです。150ドル分の教訓を得たでしょうね。この経験が将来役立つといいですが」

superflex

💬「私だったら、会計額だけしっかり払って、チップは一切払いません」
speedyrabbitt777

店員の立場に寄り添った、慎重な意見も…👀

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💬「あなたは、"イヤな奴"だと思いますよ。どうして店員にみじめな思いをさせたのか…。あなただってミスはするでしょう? 店員の単純なミスを、自分自身の評判やプライドに結びつけて考えすぎなのでは?」

Intimacy4u

💬「その店員は、疲れていてただ気づかなかっただけでは?レストランで何年も働いてきた私に言わせれば、十分あり得るミスですけどね」

Infamous-Potato-5310

あなたはどう思う?

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この記事は英語 から翻訳・編集しました。翻訳:大久保 拓哉

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