これこそが“愛される”理由?久保、記者会見にて得意のジョークで笑い誘う

写真:レアル・ソシエダと2029年まで契約延長した久保建英 ©Getty Images

2月21日、レアル・ソシエダの久保建英は23日に開催されるビジャレアル戦に向けた記者会見に出席し、記者からの質問に答えている。

ー アウェイゲームが続いていたが、今後はホームでコパデルレイ準決勝のマジョルカ戦、CLパリ・サンジェルマン(PSG)戦など重要なゲームが続いていくが、シーズンを左右する期間になると考えていますか?

「今回は我々がそうであったが、ホームで戦えるというのはどんなチームにおいてもプラスなことだ。そのことを念頭においてプレーしなくてはいけないね。ファンが我々と共に戦ってくれるように願っているよ。シーズンを通して重要であり、今シーズンを左右するタイミングだからね。そして、1stレグがスコアレスドローのコパデルレイと2点のビハインドで迎えるPSG戦では求められているものが異なるから、それぞれに適した戦い方をしなくてはいけない。アウェイゲームの連続でファンの後押しが本当に恋しかったし、欠かすことのできないものだ」

ー アジアカップから戻ってきて連戦が続いていますが、今のコンディションは?

「良いコンディションだよ。選手達は中2、3日のゲームに慣れていく必要があるし、ビッグクラブの選手達はそれに適応している。彼らは毎年のように3〜4の異なる大会を戦っているからね。我々もそのフェーズに突入しているから、適応していかなくてはいけない」

ー あなたは特別な存在だ。ファンから愛されていると気づいていますか?またその理由はなんだと考えていますか?

「特にここでは(サンセバスティアン)ファンから愛されていると思っているよ。理由はわからないけど、おそらく自分が良い人だからじゃないかな(少し笑った表情で)。でも、それは自分ではなくファンが決めることだね」

ー 2029年までの契約更新はあなたにとってどういった意味を持ちますか?

「どんな選手であっても、契約更新というのは選手とクラブの両方が合意し、満足しているということだ。自分の場合も例外はなく、ここでとても幸せだと感じている。クラブも自分に満足してくれているし、それが契約更新の鍵となった」

ー このクラブで達成したい目標は?

「アジアカップで優勝し、クラブに合流するという考えを持っていたが、それは達成できなかった。個人的には、カタールで取れなっかたタイトル(アジアカップ)をコパデルレイで達成できるようにしていきたい。決勝進出に向けて、まずは重要な準決勝が来週火曜日に控えている。チームメートの中にはすでにコパデルレイ優勝経験がある選手もいるが、自分はプロとしてタイトルを獲得したことがない。まずは個人として、初タイトルを獲得したいね」

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