米1月スマホ販売10%減、17年水準から半減 サムスン新機種待ちで

[21日 ロイター] - 米国のスマートフォン販売台数が1月に10%減少し、2017年同時期に見られた高水準から約半減した。調査会社カウンターポイント・リサーチのデータから分かった。

安価なアンドロイド機種への需要低迷に加え、韓国サムスン電子の新製品投入を控え、買い替えを待つ動きが出たことが要因とみられる。

サムスンは1月17日に通話を同時翻訳するなど人工知能(AI)機能を充実させた新型スマートフォン「ギャラクシーS24」シリーズを発表。発売直後の米国での販売は好調だったため、2月のスマホ販売台数を押し上げる可能性がある。

また、アップルは「iPhone15」シリーズの販促が奏功し、1月に市場シェアを拡大。値下がりした旧型のiPhone11や12への需要も堅調だったという。

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