FDA、全国初 バッテリー駆動の地上動力装置導入 脱炭素へ駐機中の電力賄う

FDAが導入したeGPU

 フジドリームエアラインズ(FDA、本社静岡市)は航空業向けに動力供給を手掛けるエージーピー(本社東京都)から、航空機用バッテリー駆動式GPU(=eGPU、地上動力装置)を導入した。国産のeGPU導入は全国で初めて。通常は機内の航空燃料を使用して発電するが、eGPUを年1200時間稼働させると、323トンの二酸化炭素(CO2)削減につながる見込み。

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