藤沢駅周辺整備に13億7700万円 藤沢市予算案、一般会計は過去最大

駅舎改良工事が進む小田急江ノ島線藤沢駅の南口周辺=藤沢市

 神奈川県藤沢市は21日、2024年度当初予算案を発表した。市長選直後のため約6億円の財源を留保。骨格予算の編成となったが、一般会計は前年度比4.6%増の約1679億600万円と過去最大となった。

 新型コロナウイルス禍の影響を受けた市民生活や経済活動の本格的な再始動を後押しするため、子育て教育関連や地域経済の活性化、都市基盤整備に重点配分した。

 歳入では、納税者数の増加を背景に5割以上を占める市税が1.7%増の約853億円で過去最大を見込む。市債は18.0%増の約57億100万円を計上した。

 歳出は、小児医療費助成対象年齢拡大に約2億5300万円、藤沢駅周辺地区整備に約13億7700万円を充てる。

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