江原啓之「あの世」で見た光景とは?「あの世」での一番の学び、「この世」の素晴らしさを語る

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
2月18日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之

<リスナーからの相談>
昨年はたくさんのアーティスト方々が亡くなられました。私は、そのなかのおひとりの方のファンでした。亡くなられたことはとても残念ですが、治療中も痛みや苦しみで大変だったのではないかと思っています。

苦しみから解放されてあの世に逝けていると良いのですが、ファンの方などの惜しむ「念」が多いと、なかなか逝けないのでしょうか? 有名な方は、ファンからの惜しまれる念が普通の方よりも多い思うので、その場合、ちゃんと逝けるのか気になっています。

<江原からの回答>
江原:昨年もたくさんの方が亡くなられましたね。私の著書「あの世の歩き方 この世じまいの“地図”を手にすればもう迷わない!」(小学館)にも書いているのですが、(以前、睡眠中に幽体離脱をして“あの世”の光景を見たときに)はっきりと分かったことがあるんです。それは、あちらにもファンがいるということ。(アーティストの)活動が長ければ長いほど、当然多くのファンの方も亡くなっていますよね。

私は以前、亡くなったサイト会員さんのための供養祭をおこなったことがあります。向こうに行ったときに、亡くなっている人たちに「講演してくれ」って言われたんです(笑)。ものすごい数の方が、あの世の劇場に来てくださったんですよ。

「あの世に還っているのに、なぜ私の話なんか聞きたいのだろう?」って思いました。私は生きているので、亡くなった方のほうが大先輩。それでもやはり、向こうに逝っても「生きるということは何なのか?」ということが、一番の学びなんですって。それで私がキャスティングされたそうです。私のいろいろな番組を観てくださった方が亡くなって、「江原の声が聴きたい」と思っているのかもしれませんね。

奥迫:人間界と同じなんですね。

江原:そうです。だから私が間違ったことを言っていたら大変ですよ。「違ったじゃないか!」なんてクレームを言われたりしてね(笑)。向こうで私をアテンドしてくれた人がいたのですが、それが父だったんです。父は、私が4歳のときに亡くなっているので、最初は気づかなかったのですが、父だと分かったんですよ。実は、父とはあの世とこの世の両方で会っているんです。

私がイギリスのロンドンで勉強をしていたときに、すごい高熱が出て大変なときがあったんです。そんなときにベッドの周りをウロウロする男の人がいて、「これは悪い霊に関わってしまったかもしれない……」と思っていたら帰国後、私の師匠から「それはお父さんよ」と言われたんです。心配してくれていたんですね。

そういうこともありますから、相談者さんも全く心配ありませんよ。私も、向こうに還ったら聴きたいアーティストがいっぱいいます。向こうでもコンサートをやっているんですよ。この世のものより素晴らしいかもしれませんが、完璧すぎて嫌になってしまうかもしれませんね。

私、ときどき思うんです。この世の素晴らしさは、“完璧じゃない”から良いんですよ。それが味。向こうは全てが完璧で、それがつまらないから(魂がこの世に)また来る。ということは、この世では「完璧じゃないことを楽しもう!」と思ったほうがいいですよ。

江原啓之、奥迫協子

●江原啓之 今夜の格言 「罰(ばち)はありません。すべては“愛”なのです」

\----------------------------------------------------
2月18日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)聴取期限 2月26日(月)AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
\----------------------------------------------------

<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

© ジグノシステムジャパン株式会社