【山口天気 朝刊2/22】シトシト弱い雨 北風吹きやすくジワジワしみる寒さに

きのう21日(水)は、時折活発な雨雲が流れ込みましたが、昨夜から今朝にかけては、まとまった雨雲は県内から抜けてきました。細かく弱い雨雲が所々にかかっています。パラつくような雨が降っている所があります。

きのう21日(水)県内付近で北へ盛り上がっていた前線は、きょう22日(木)は夜にかけてゆっくりと南へ離れていく見込みです。そのためきのう21日(水)よりは雨の降り方は弱まる見込みですが、湿った空気や気圧の谷の影響が残りそうです。

県内は昼頃までは、雨が降ったり止んだりしやすいでしょう。シトシトと降る雨が中心となりそうです。午後は曇りの時間が増えますが、夜にかけても日本海側の地域ほど気まぐれなにわか雨に注意が必要です。沿岸の地域を中心にきょう22日(木)も北よりの風が吹きやすく、海上はしけが続きそうです。高波にお気をつけください。

北風とともにじわじわと北からの空気が流れ込んで、きのう21日(水)より気温の上がり方は鈍いでしょう。このあとほとんど気温は上がらず、午後は朝よりも空気が冷たくなっていきそうです。2月らしい寒さが戻りそうです。

花粉情報です。午後ほど曇り空で、雨上がりでスギ花粉の量が増える可能性があります。花粉症の方はお気をつけください。

あす23日(金)からは、西日本付近で前線の活動は弱まり、次第に雨は小康状態となるでしょう。24日(土)ほど、日ざしが届く時間も出てきそうです。25日(日)は、九州の南に低気圧が進む見込みで、北へ広がる雨雲が一部、県内に流れ込む可能性があります。週明けからは雲の隙間が次第に広がり、日ざしが届く日が続きますが、来週にかけても、この時期らしい寒さの日が多くなりそうです。最高気温は10度ちょっと。グッと体に堪える寒さではありませんが、冬物の服装が活躍する日々となりそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)

© 山口放送株式会社