【志布志】キュートないちご畑で癒しのひととき♪ 観光農園「農Life いちごの村」

今回もやってきました、志布志市へ!地元に住んでいてもほんとに志布志って食の宝庫だと感じます。さて今回は、まさに今が旬のいちごです。

志布志発祥の白いちご”淡雪”

志布志市松山町にある農Lifeに数年ぶりに行ってきました。コロナ禍で昨年から再開されたいちご狩りが、2月から始まりますというお知らせを見て、さっそく予約しました。お目当ては、もちろん「淡雪」という白いちごです。

出典:リビングかごしまWeb

↑これが「淡雪」です。白というよりはほんのりピンクですね。淡雪の第一印象は、「か、かわいいっ!」…でもまだ熟れてないんじゃない?…ところが食べてみるとどうしてどうして甘酸っぱさが口に広がり、甘い香りが鼻をくすぐってくる!見た目の可愛さだけでなく味でもハートをわしづかみにされました。この淡雪、なんと志布志発祥で幻の白いちごと言われています!さがほのかの突然変異から生まれた品種なのだとか。こんな希少な物がすぐ近くで手に入る上に、自分の好きな物を思う存分に目で見て摘むことができるなんて、なんと贅沢な体験なのでしょう!

贅沢ないちごの楽園

「いちごの村」は、志布志市の北部にあります。目安となる看板もほとんどないので不安になります。車の運転は好きだけど方向音痴の私は毎回カーナビが必須です。行かれる際は、”農Lifeいちごの村”で検索するとスムーズに行くことができますよ。

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看板も、ほっこりしますよね。駐車場も広々とありますが、私が伺った日はビニールハウスの端まで来客の車でいっぱいでした。

受付に子供向けの遊具なども置いてあり、お子様連れの方々が待ち時間にそれで遊んでいる姿が見られました。遊具が置いてあったのはこういう心遣いからなのですね♪

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OPENは10時です。ビニールハウス入口で受付をして待ちます。予約制ではないようですが、いちごが無くなり次第受付終了となるそうなので不安な方はご予約をおすすめします。ご予約は専用サイトのみの受け付けになっています。予約サイトは「いちごの村」のホームページを見てくださいね。すぐに予約枠はなくなるようですので、お早目のご予約が良いかもしれません。ただのいちご狩り農園ではなくイベントも開催したりしています。ビニールハウスの中には摘みたていちごのスムージーなどを楽しめるイートインスペースもありますよ。

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ビニールハウス内もかわいい~♪ここで写真撮ってSNSに上げている方もたくさんいますね。

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いちごのフリーズドライやソルベ、期間限定のスイーツなども販売されています。見ているだけでふわふわした気分になります。

自分だけの特別ないちごを摘む楽しさ

いちごの村は入園料は無料です。食べ放題ではありません。摘み取ったいちごは、帰る際に重さを量ってもらいます。100g 250円(税込)です。量り売りの良いところは、自分の好みに合わせられること。大きさや熟度を選んで、自分だけの特別ないちごを見つける楽しみもありますね。今回は予約して行きましたが、予約していなくても受付しておくと順番になったら呼ばれます。受付ではシステム表が渡されます。

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摘み取れるいちごは「淡雪」をはじめ、”いちごを通して託された想いが実るように”との想いが込められた「恋みのり」、「紅ほっぺ」「さがほのか」「よつぼし」など全部で5種類あります。(※作物ですのでその時の気象状況によっては、いちご狩りができない品種があるかもしれません。)

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どれを摘んで帰ろうか迷いますね。受付では今どの種類のいちごが食べどきでおすすめかということも教えてくださいますよ。迷ったら受付でいろいろ尋ねましょう。

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ビニールハウス内に入ると品種が分かるようになっているので、お目当てのいちごがすぐにわかりますよ。受付で淡雪はどこですか?と尋ねる声も多く聞こえてきました。

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お目当ての「淡雪」のコーナーへ一目散!

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会いたかったよ、あわゆきちゃん!いちごの甘い香りに包まれて幸せ~♪

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車椅子やベビーカーでも楽しんで頂けるように高設栽培もされています。

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受付では、パックに入ったいちごも販売されていますが、「淡雪」はあっという間になくなっていました。

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友人に頼まれた分もあって選んで摘んでと思う存分楽しめました。摘んだばかりのいちごはつやっつやでまるで赤い宝石のようです。会計後はその場で食べてもOKですよ。帰りの車の中がいちごの香りで満たされ、家まで待ちきれずに信号で止まるたびにひとつずつ食べてしまった(笑)。農園の方々の安心・安全にこだわる努力と思いの詰まった宝物のような美しいいちごたち。自然の恵みを感じられるひとときを体験しにお出かけしてみてくださいね。

いちご狩りのopen日などはInstagram@ichigonomura15で更新されています。

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