「あらゆる努力をするつもり」、グリーズマンがパリ五輪参戦を熱望

グリーズマンがパリ五輪参戦を熱望[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(32)が、自国開催となるパリ・オリンピック参戦希望を明言した。

以前からパリ五輪参戦へ意欲を示してきたグリーズマン。しかし、フランス代表のユーロ2024本大会行きが決定したこともあり、今夏に2つのメジャートーナメントに参加することはより困難な状況に。

とりわけ、32歳という年齢を考慮すれば、保有元のアトレティコが選手派遣に強制力がない五輪にエースを送り出すことを拒否する可能性は高いと考えられる。

それでも、3名のオーバーエイジ枠の有力候補の一人に挙がるレ・ブルーの絶対的主力は、フランス『Le Monde』で五輪参戦希望を明言している。

「パリ大会に出場するためにあらゆる努力をするつもりだ。パリでオリンピックが開催されるのは特別なことだからね」

「しかるべきタイミングで(アトレティコの)経営陣と話し、自分を送り出してくれるかどうかを確認するつもりだよ」

さらに、危惧される負傷リスクに関しては「自分の身体をよく理解している」、「僕らにはトップレベルのフィジオがいるし、心配する必要はない」と、その不安を一蹴している。

現状ではフランスサッカー連盟(FFF)がアトレティコに対して、何らかの便宜を図らない限りグリーズマンのパリ五輪参戦は難しいと思われるが、仮に同選手の参加が決定した場合、自国開催での大会初優勝の可能性は大きく高まることになる。

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