オースティン・バトラー、『デューン 砂の惑星PART2』の砂漠での過酷な撮影を振り返る

オースティン・バトラー(32)は、『デューン砂の惑星PART2』の撮影初週から灼熱の環境に苦しんだという。3月15日に公開される同新作で、残虐なフェイド=ラウサ・ハルコンネン役を演じている『エルヴィス』のオースティンが、第1週目でキャストやクルーが熱射病に倒れていたことを明かした。

オースティンは、エンターテイメント・ウィークリーに、こう振り返っている。「華氏100度(摂氏43度)ですごく暑かったんだ。僕は丸坊主のキャップを被っていたし、200フィート(約61メートル)の壁と砂のただのグレーの箱の2つのサウンドステージの間にいた。電子レンジのようになったんだ。熱射病で倒れる人もいたよ。それが僕の第1週だった」

しかし、その過酷な撮影環境のおかげで結束したとして、「それでクルー全体が本当につながったんだ。あれほど不快な環境に身を置くと、とても謙虚な気持ちになるよ」と続けた。

またドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、ハリウッドで慣行となっている、2作を立て続けに撮影するという方法をとらなくてよかったとして、「両方の映画は非常に厳しい環境で作られました。体にとても負担がかかるものなので、間に休みがあったことは幸いでした」「当初、両方の映画を立て続けに撮影することを考えましたが、そうしていたら死んでいたでしょうね。非常に過酷でしたが、世界の『PART1』への反応を目にしたことで、砂漠に戻るポジティブなエネルギーをもらいましたよ」と語っていた。

© BANG Media International