カサビアン、新曲『コール』はアップビートなダンス曲

カサビアンが、アップビートなダンス曲『コール』をリリースした。2022年のアルバム『ジ・アルケミスツ・ユーフォリア』に続き、昨年はAIと本物の人間の違いをテーマにした『アルゴリズムス』をリリースしていたカサビアンだが、デュオのWaxxworkが監督し、アルバニアで撮影された飛行機から携帯電話が落ちゆくところを捉えた同曲の壮大なミュージックビデオも同時に解禁されている。この2曲は、今年発売予定のアルバム『ハプニングズ』に収録される。

フロントマンのサージ・ピッツォーノは、新曲についてこう語っている。「詩の部分は静かで、コーラスでは大音量。ダンスミュージックだ!最初の部分で備えて、次の部分はみんながクレイジーになるところだ。本当に楽しくて、今を感じる曲だ。これを聴き終えた時、この曲を作った人のギグに行きたいと思ったよ」

サージをフロントマンに、クリス・エドワーズ、イアン・マシューズ、ティム・カーターからなるカサビアンは、7月6日にグループ発祥の地レスターのビクトリア・パークで大規模な野外コンサートを行う予定で、ファンに本当の人間の「つながり」を感じてもらいたいと考えており、ニューアルバムからの曲を演奏するのが待ちきれない様子だ。

サージはこう話す。「スマホの画面が僕たちと共にある今、現実の世界で人々が参加できるものを作れるのは良いことだと思う」「ライブに来た人たちの顔を見てきた。人とのつながりを感じるためには、何かを体験して、自分の殻を破り、つながりを感じる必要がある。それが『ハプニングズ』だ」 「デビューアルバムをリリースしてから今年で20年になるが、その節目を記念して新しいアルバムを作るのが、バンドにとって現時点での最善の方法だと思った。そのことに僕たちはすごく感謝しているよ」

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