サム・メンデス監督、ザ・ビートルズの各メンバーに焦点を当てた映画4作品を製作へ

サム・メンデス監督が、ザ・ビートルズのそれぞれのメンバーに焦点を当てた映画4作品を手掛ける。メンデスが以前、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョン・レノン、ジョージ・ハリスンがそれぞれ中心となる4作品を作るアイデアをハリウッドに売り込んだところ、ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメントのトム・ロスマンとエリザベス・ゲイブラーがその野心的な計画に感銘を受けたという。

これらの4作品全てのメガホンをとるメンデスはデッドラインにこう話している。「私たちはクリスマス直前に、このプロジェクトを売り込むためにロサンゼルスに行ったんです。共通の熱意で迎えられたと言えると思います」「競合するオファーの中でソニーが際立った理由は、このアイディアに対するトムとエリザベスの情熱とこれらの映画を革新的でエキサイティングな方法で劇場に届けることに向けたコミットメントでした」

メンデスは、自身の製作会社ニール・ストリート・プロダクションズのピッパ・ハリスとジュリー・パスターと共に製作も手掛ける一方、ジェフ・ジョーンズがアップル・コアのもと製作総指揮を担う。

「このプロジェクトは、サムが1年以上前に思いついたアイディアに基づいたもので、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ショーン・レノン、オリヴィア・ハリスンが、彼と話をしてすぐに、とても暖かく熱心に反応したことは、彼の素晴らしい創造性と説得力を証明するものです」とジョーンズは話し、「私たちは、これをユニークなかたちでスリルにあふれた壮大な映画経験にしたいと思っています。4つの異なる視点から、史上最も祝福されたバンドの1つのストーリーを語るのです」と意欲を見せている。

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