6100万円を脱税した罪で五泉市のブリーダー業の男ら2人を起訴・新潟地検 架空の仕入れを計上、所得計1億6000万円を隠す

 ブリーダー業で約6100万円を脱税したとして、新潟地検は2月21日、所得税法違反の罪で、ブリーダー業の男性(79)と会社役員の女(50)=いずれも五泉市=の両容疑者を起訴した。

 起訴状によると、ブリーダー業を営んでいた男と、その経理業務を担当していた女が共謀し、架空の仕入れを計上するなどの方法で2020年と21年の所得計約1億6千万円を隠し、所得税約6100万円を免れたとしている。

 新潟地検によると、2人は親子。地検が2月1日に逮捕していた。2人の認否は明らかにしていない。20日に関東信越国税局が所得税法違反容疑で地検に告発していた。

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