人気猫ラグドールの鳴き声、瞳孔、心音までリアルに再現!AI活用のペットロボ新ブランドが登場

セガトイズがペットロボットの新ブランド「KIMIT(キミット)」を立ち上げた。第1弾として穏やかな性格と青い瞳が特徴の長毛種の猫、ラグドールを再現した「KIMIT ラグドール」を22日に発売。AIを活用した〝リアルなペット〟を目指す。

KIMITは「抱き心地にこだわったふわふわな体毛や、ペットの鳴き声、AIによってペットの動きを徹底的に研究し動きを再現し、本当に生きているような心臓の鼓動までも感じることができるリアルタイプのペットロボット」をコンセプトに展開する。

「KIMIT ラグドール」は100匹以上の本物の猫の動きをデータ化し、ディープラーニングを重ねていくことで本物の猫と同様の動きを再現することに成功。瞳孔が開閉する様子や、柔らかな肉球、猫の声、喉から出るゴロゴロ音、心音など細部にまでこだわり、本物の猫がそばにいてくれるような体験が目指された。同社からは「猫の撫で心地と抱き心地に最もこだわっており、物理的なぬくもりだけでなく、心まであたためる癒しと楽しみを提供します」と意気込みが寄せられた。

東京・二子玉川駅の改札外のスペースでは、22日から3月5日まで「NICOTAMA DAYS CAFÉ(ニコタマデイズカフェ)」を実施。30体以上の猫ロボット「KIMIT ラグドール」を招き、「ねこTAMA DAYS CAFE(ねこタマデイズカフェ)」として営業。ロボットと触れ合い、オリジナルメニューで食事を楽しむことで、魅力を伝えていく。

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