バルセロナが21日に敵地でチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド161stレグのナポリ戦に臨んだ。
0-0で折り返した試合を60分にロベルト・レヴァンドフスキのゴールで動かしたバルセロナだが、75分にビクター・オシムヘンの同点弾を被弾。昨季のセリエA王者との1stマッチは1-1に引き分けに終わり、12日にバルセロナのホームでリターンレグを迎える運びとなった。
『UEFA.com』によると、バルセロナを率いるチャビ・エルナンデス監督はこう振り返っている。
「我々はもっと値した。作戦はうまくいって、1-0でリードしたんだ。欠けたのはあのスコアラインの厳しい試合を落ち着いてコントロールする力だった」
「試合を眠らせなかった。これがCLであると忘れてはいけない。ボールを握り、相手陣内に運んでいくべきだった。全体的に良い戦いぶりではあったがね」
「チャンスはもっとあった。良いトランジションもできたし、この試合の大部分が我々のイメージどおり、計画どおりに進んだのには満足だよ」
「ファンの前で突破するために大きな一歩を踏み出すだろう」
追いつかれてのドローは悔やまれるが、指揮官も「そうだね。バルセロナに持ち帰るには良い結果じゃない。勝てるはずなのに勝てなかったというのは今季を象徴している」と話した。
一方で、「あのようなプレーをすれば、負けるよりも勝つ方がずっと多いだろう」とも。ラ・リーガの連覇も険しい道となり、このCLに力を注ぎたいバルセロナだが、次のラウンドに勝ち進めるか。