前橋高(群馬県前橋市)の科学・物理部と高崎高(高崎市)の物理部の1年生計8人が21日、電子部品製造のヨコオ(東京都)の富岡工場(富岡市)を訪れ、ものづくりの現場を見学し、技術者からデジタル技術取得の意義を学んだ。
生徒は昨春に落成したばかりの研究・開発棟を見学したり、同社の人工知能(AI)エンジニアから今後の展望を聞いたりして同社事業への理解を深めた。革新推進部の鹿子悟史さんら、従業員とも交流した。
前橋高の林璃恩(りおん)さんは「新しいことにチャレンジしていくこと、より良いものを求めていく姿勢に感銘を受けた」と感想を話した。
同社への訪問は県の人材育成事業「群馬デジタルイノベーションチャレンジ」の一環。