羽生結弦 アイスショー完走も拭えぬ“105日離婚”の悪影響…活動再開の元妻にはエール続出の明暗

(写真:時事通信)

2月19日、羽生結弦(29)のアイスショー『Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd “RE_PRAY” TOUR』の横浜公演が千秋楽を迎えた。

プロ転向後初となる単独ツアー公演で、自ら制作総指揮を執り、演出家のMIKIKO氏(47)とタッグを組んだ羽生。昨年11月の埼玉公演を皮切りに、今年1月の佐賀公演を経てツアーを完走させた。

「約7000人の観客を前に、羽生さんは’18年平昌五輪のフリーでも演じた『SEIMEI』やAdoの『阿修羅ちゃん』など12曲を熱演。前半の最後では『破滅への使者』を初めてノーミスで演じ、羽生さんは場内あいさつで『やっとできた』と安堵していました。またショーを達成させた喜びとともに、『少し寂しい』と率直な思いも語っていました」(スポーツ紙記者)

このことを報じたネットニュースのコメント欄やSNSでは《100年後の人がみてもすごいと驚愕するショーです》《素晴らしかった!》と感嘆の声が続々。

そのいっぽう、《これまでの競技者としての実績に対してケチを付けるのは間違っているとは思いますが、私生活の上とはいえ余りにダークな印象が付いてしまいましたね》《この間のゴタゴタで一気に苦手になった…》《冷めた感が過去最高かも》といった、“105日離婚”による余波を指摘する声も少なくなかった。

昨年8月に突如結婚を発表するも、105日後に離婚を報告した羽生。結婚相手の人となりを一切明かさなかったが、離婚に際して《一般人であるお相手》と説明。後に、プロのバイオリニスト・末延麻裕子さん(36)だと判明した。しかし、羽生の“秘密主義”は騒動を拡大させてしまうことに……。

「離婚に際して《誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道》に悩まされたと明かしていた羽生さんに、初めは同情の声が相次ぎました。しかし末延さんの実名を報じた地方新聞社の担当者がメディアの取材で猛反論し、羽生さんの祖母や叔母も週刊誌の直撃に“結婚や離婚を知らされていなかった”と告白。

さらに末延さんを長年支援してきたという後見人も、昨年末に『文春オンライン』で実名を出して『「相手を守った」って、それは全部、嘘ですよ』と羽生さんを批判したのです。すると羽生さんは同日中にSNSを更新し、メディアに対する怒りのメッセージを投稿。ファンを大きく驚かせました。

こうした経緯もあり、結婚の時よりも離婚対応を受けて遠ざかったファンは多いそうです。羽生さんも影響を懸念してか、最近ではSNSでファンに向けて感謝を語る言葉が目立つように感じます」(スポーツ紙記者)

離婚騒動が尾を引く羽生だが、末延さんも前を向いて歩き出しているようだ。

「すでに音楽活動を再開しており、昨年末に開催された友近さん(50)のクリスマスディナーショーでも演奏を披露したといいます。最近では2月10日から16日にかけて、相川七瀬さん(49)のツアーに参加していたことも話題に。華麗なバイオリンの音色で会場を盛り上げていたそうで、相川さんがInstagramに投稿した写真にはバンドメンバーと笑顔でバンザイをする彼女の姿が収められていました。

末延さんは離婚騒動に対しても、羽生さんとは対照的でした。昨年末に『週刊新潮』の直撃に応じ、『ちゃんと離婚をしましたので。今は、それぞれ別の未来に進んでいますから』と気丈に受け答えをしていました。そうした誠実な対応に、好印象を抱いた人も少なくなかったようです。ネットやSNSでは、今も《がんばってください!》《応援しています》とエールが続々と寄せられています」(週刊誌記者)

離婚騒動で明暗を分けた2人だが、同じ表現者として躍進し続けることを願いたい。

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