【吉高由里子】どういう構造になってるんだろうと思って。日本人の技術の結晶ですね、本当。素晴らしい。しかもかっこいいですしね!

“会いにいく人”だけでなく“待ってる人”のワクワクを映像に 新CM『いこう。待ってる人がいる。』篇

JR東海は吉高由里子さんを起用した新CM「いこう。待ってる人がいる。」を2024年2月22日(木)より公開。
「うれしいのは、きっと、会いにいくほうだけじゃない。」というメッセージを込め「待ってる人」の視点でワクワクや緊張感を描いています。人々の数だけ待っている人が日本中にいて、いつもと違う時間が生まれている。そんな「会いにいこう」がつくるストーリーとなっています。

JR東海「いこう。待ってる人がいる。」

街中を走り抜ける新幹線。画面が新幹線車内に切り替わり、吉高由里子さんがきっぷを手に楽しげな様子で座席に着くシーンから始まります。その後に描かれるのは、取引先と初めて直接会う部下、友人を駅まで迎えに行く道中の友達グループ、出張から帰ってくる妻を手料理で迎えようと準備する夫、などなど。待ち受ける人々の「ワクワク」を様々なシチュエーションで表現していきます。新幹線がトンネルを抜けると、吉高さんの「うれしいのはきっと、会いにいくほうだけじゃない」というナレーションを皮切りに、待ちに待った人たちとの“出会いの瞬間”が連続で映し出されていきます。そして吉高さんもまた「会う」ことを楽しみにする一人で、改札前で待っていた相手を見つけると、思わず笑顔で駆け寄っていきます。

CM撮影メイキング

実際の新幹線「のぞみ」の車内で、吉高さんはきっぷを手にしながら自分の席を見つけ、荷物棚にカバンを置いてコートを脱ぎ、席に座るという一連のシーンから始まります。テスト撮影の際、吉高さんが座る席の列を間違えてしまい、「もう一回もう一回!」と慌てる場面も。窓の外に広がる景色が目まぐるしく変わる、新幹線ならではの“リアル”な動きのある描写も見所のひとつ。「熱海あたりで日差しがまぶしかった」と吉高さん。そして駅に降り立った吉高さんが、待っている人を見つけて笑顔で駆け寄っていくラストシーンで締めくくられます。今回は、限られた時間や空間という特殊な撮影現場でしたが、常に笑顔だった吉高さん。メイキングではそんな吉高さんの魅力が満載です。

JR東海「いこう。待ってる人がいる。」メイキングムービー

吉高由里子さんインタビュー

── JR東海「会いにいこう」シリーズにご出演が決まった時、どのようなお気持ちでしたか?

仕事でもプライベートでも新幹線乗る機会が割と多くて、旅行が好きだったりとか、京都の方にご挨拶することが多いタイミングだったりとかもするので、自分が見ていた側の広告に出る側としてなるのは、すごくうれしい気持ちと、恥ずかしい気持ちもあるかなっていうのと、駅に貼られていくのが楽しみな気持ちでワクワクしています。

── 昨年、車内チャイムが『会いにいこう』の楽曲に刷新されましたが、変更されたことをご存じでしたか?

聞いたら「なるほど」と思って。前回の曲もまた聞いたんですけど、やっぱり(耳に残って)いるんですよね、まだ。そうやって無意識のところで、新幹線が着いた、目的地にも家路にも着く、この安堵感の音楽として刷り込まれてるんだなって思いましたね。「あ、これだ!」東京帰ってきたとき「こんな感じだ!」みたいな感じだったので。それ(「会いに行こう」をこれからは)を意識して聞いちゃうのかなって思います。次から乗るとき。

── 新幹線の車内や実際の駅の改札などな環境でしたが、撮影してみていかがでしたか?

一車両を貸し切って撮影っていうのは初めて経験したことですし、いつも通りの新幹線なのに、いつもじゃない。生まれて初めての撮影を経験しているっていうのがすごく新鮮で。そのまま本物の「生もの」というか、生の臨場感をそのまま新幹線のスピードで画面に映っているって経験がないので、出来上がりが楽しみですね。

── 駅の改札シーンも実際に人が通っている環境での撮影でしたけれども、いかがでしたか?

邪魔にならないように(笑)。「サインまだ!?」ってやりながら撮影していて。やっぱり一番ワクワクするときですよね。目的地に着いて、改札をくぐり抜ける瞬間って、着いたっていう。そこに会いに行く人が会いたい人がいたりとかしたら、よりうれしさというか、胸が高鳴るんじゃないかなっていうふうにして。みんなが旅に出かけたくなるような、ちょっと遠出して久しぶりに会ってみようかって思うような会いにいこうっていう、突き動かされるような気持ちになるCMになればいいなっていうふうに感じました。

── 今回のCMのキャッチコピーは「いこう。待ってる人がいる。」です。会いにいくとき、また、人を待っているとき、それぞれどのような気持ちですか?

会いに行くよりも、待っている人とかの方が、そわそわするんじゃないかなって思いましたね。待って、無事着けるのか、今どの辺なのかって、来るまでにそわそわする人と、行くまでにドキドキする人と。人と人が会うっていうのは、会いたいっていう気持ちは、1人じゃ成立しないものなんだなって感じましたね。待ってくれている人がいるから、会いに行きたい自分もいるし、会いに行きたいっていう気持ちを受け入れて、待っている人もいてくれて。昔から、乗り物が好きなんですけど、新幹線はすごく好き上位ですね、好きな乗り物。

── 新幹線のどういった点がお好きですか?

トンネルくぐったら、ガラッと風景が一気に変わるじゃないですか。いきなり海がバーッて見えたりとかしたと思ったら、今度は一面緑の畑になったりとか。と思ったら、急に山と山の間の村みたいなところが出てきたりとか。いろんな環境が目の前で紙芝居のように変わっていくのが、すごく楽しいなって昔から思ってました。あんな速いスピードなのに全然揺れないっていうのも不思議じゃないですか。どういう構造になってるんだろうと思って。日本人の技術の結晶ですね、本当。素晴らしい。しかもかっこいいですしね。

── 2024年を迎えて早2ヶ月が経ちますが、今年新しく始めたことや、これからチャレンジしていきたいことはありますか?

もう1ヶ月経ったのか……っていう。本当にあっという間に過ぎていくんだろうなと思って。チャレンジしたいこと。なんですかね。去年はスポーツ観戦にすごくハマった1年になったなと思っていて。今年もオリンピックとかもあるので、いろんなスポーツ、またハマっていくんだろうなと思うので。あまりルールを理解していないスポーツもあったりするので、そういうのもオリンピック始まる前にお勉強して、より観戦を楽しくさせる準備をしたいかなと思います。

JR東海「いこう。待ってる人がいる。」吉高由里子さんスペシャルインタビュー

吉高由里子

よしたか ゆりこ
1988年7月22日生まれ(35歳)。東京都出身。
2006年に「紀子の食卓」で映画初出演。2014年にNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」でヒロインを演じ、同年「NHK紅白歌合戦」では司会を務めた。近年の主な出演作は「東京タラレバ娘」「正義のセ」「わたし、定時で帰ります。」「知らなくていいコト」「危険なビーナス」「最愛」「風よ あらしよ」「星降る夜に」などのドラマ、「ユリゴコロ」「検察側の罪人」「きみの瞳(め)が問いかけている」などの映画。2024年2月9日より「風よ あらしよ 劇場版」も上映中。2024年 NHK大河ドラマ「光る君へ」では主演・紫式部/まひろ 役を務める。

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