“好調”アーセナルを封殺!…ポルト指揮官はチームを称賛「準備したこと全てが見られた」

ポルトを率いるセルジオ・コンセイソン監督がアーセナル戦の勝利を喜んだ。21日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・ファーストレグが現地時間21日に行われ、ポルトは本拠地『エスタディオ・ド・ドラゴン』にてアーセナルと対戦した。アウェイチームに主導権を握られたポルトだったが、統率された守備で対抗し前後半を通じて大きなチャンスを与えず。迎えた後半アディショナルタイム、ガレーノがボックス手前から鮮やかなミドルシュートを叩き込み、1-0で先勝に成功した。

対戦相手のアーセナルは2024年に入ってからのプレミアリーグで5連勝を記録し、その間21ゴールを奪うなど好調を維持していた。しかし、この試合でポルトが許した枠内シュート数は「0」。ブカヨ・サカやガブリエウ・マルティネッリ、マルティン・ウーデゴーアといった強力攻撃陣を完全に押さえ込んでの完封勝利を収めた。コンセイソン監督は試合後にチームのパフォーマンスを次のように称賛している。

「選手たちは自分たちが成し遂げたことに満足しているはずだ。準備する時間はあまりなかったが、多くの強い決意があった。相手をコントロールするために入り込むべきスペースと前線ですべきことについてチームは完全に理解していた。ウイング(WG)へのボールの供給は上手くできていたし、中盤でのプレーで相手をコントロールできていた。セットプレーを含め、準備したことが全てをピッチ上で見られた。プランを完璧に実行した選手たちを祝福したい」

約3週間後に控えるセカンドレグではアーセナルの本拠地『エミレーツ・スタジアム』に乗り込むポルト。先勝によって得られたアドバンテージを生かし、3シーズンぶりのベスト8進出を決めることができるだろうか。運命の一戦は日本時間の3月13日午前5時にキックオフ予定だ。

【動画】終了間際にガレーノが美しいミドルを突き刺す! ポルトがアーセナルに先勝

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