世界2位アルカラス、右足首の捻挫で「数日間はプレーできない」。ナダルとのエキジビションマッチ、インディアンウェルズ出場に意欲

アルカラス、右足首の捻挫で「数日間はプレーできない」

2月21日、世界ランク2位のカルロス・アルカラス(スペイン)は自身のSNSを更新。「リオ・オープン」(ブラジル・リオデジャネイロ/ATP500)での右足首の怪我について「数日間はプレーできない」と報告した。

20歳のアルカラスは、全豪オープン準々決勝で敗れた後に前週行われた「アルゼンチン・オープン」(アルゼンチン・ブエノスアイレス/ATP250)で4強入り。今週は2022年に優勝し、昨年準優勝の「リオ・オープン」(ブラジル・リオデジャネイロ/ATP500)に出場となった。しかし、1回戦のチアゴ・モンテイロ(ブラジル/同117位)との試合で開始から2ポイント目で右足首を捻ってしまい転倒。メディカル・タイムアウトを取ってテーピングを巻いてプレーを続けたが、第2ゲーム終了後に棄権を余儀なくされた。

試合後、「嫌な感じがしたというのが最初の印象。何点か取った後でも良くなったとは感じなかった。痛みがあってうまく動けなかったしこのまま続けるのは無理だと思った。長い時間プレーを続けたら悪化すると思いリタイアを選んだ」と怪我の状況を明かしていた。

アルカラスと同じような状況で、2022年全仏オープン準決勝でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同6位)は右足首の靭帯断裂という大怪我を負っているだけに心配の声もあった。だが、21日にアルカラスは自身のSNSで検査結果を報告。「足首のMRIを撮ったところ、グレードⅡの外側捻挫で数日間はプレーできない。ラスベガスとインディアンウェルズで会おう!」と最悪の状況は免れたようで、数日の休養でプレーも可能だとした。

3月3日にアメリカ・ラスベガスで予定されているエキジビションマッチでグランドスラムを22度制しているラファエル・ナダル(スペイン)と対戦し、6日からディフェンディングチャンピオンとして「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)を控えている。

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