22日未明、福島第一原発の伐採した木材を焼却する建物で火災警報器が作動し、水蒸気が発生しているのが確認されました。東京電力は「火災の可能性が否定できない」として調べています。
22日午前3時半すぎ、福島第一原発の伐採した木材を焼却する建物で火災警報器が作動したため、東電の社員が監視カメラで現場付近を確認したところ、火元は見つからなかったものの、その後、水蒸気が発生し、現場が見えなくなったということです。
東京電力は午前6時前に、消防へ通報しました。消防は現場に待機して、水蒸気が発生した現場を確認する準備を進めているということです。
周辺のモニタリングポストの数値には異常はないということです。
東京電力によりますと、これまでにけが人はなく、火や煙は確認されていませんが「火災の可能性が否定できない」として調べています。