【ドライブグルメ】新東名高速道路・NEOPASA 清水(上下線集約)のテイクアウトは、誰にでもオススメしたい逸品!

ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は新東名高速道路のNEOPASA 清水(上下線集約)のテイクアウト グルメを紹介しよう。(タイトル写真は、左が「KUSHITANI カフェ」のホットドッグ/チェリポフライ/コーヒー、右が「富士 旬粋」のもつカレー)

ライダーにも人気が高い、上下線集約の大型PA

個性的なコンセプトを掲げたSAやPAに与えられる名称が「NEOPASA(ネオパーサ)」だ。

ユニークなコンセプトを持ったPAとして、清水PAは「NEOPASA(ネオパーサ)」の名前が与えられています。そのテーマとは「くるまライフのコミュニティパーク」というもの。ここには、オートバイ用品で有名なKUSHITANI(クシタニ)直営の「KUSHITANI パフォーマンス ストア」と「KUSHITANI カフェ」があり、オートバイ関連のイベントも数多く開催されています。それゆえ、ライダーにも大人気のPAなんですね。

ライダー御用達のカフェで、オシャレにいただく

NEOPASA 清水の「KUSHITANI カフェ」で人気の「ホットドッグ/フレンチマスタード」(800円)。

そんなNEOPASA 清水ならではの「KUSHITANI カフェ」で定番となっているのが「ホットドッグ」(750円~)。フレンチのシェフが監修した、約23cmもの長いソーセージを使ったメニューです。ソースは「フレンチマスタード」(800円)をはじめ「カマンベールチーズ」(880円)、「ハニー粒マスタード」(880円)、「チリソース」(850円)、「トマトフォンデュ」(850円)の5種類があり、「プレーン」(750円)を加えて6種類から選ぶことができます。今回の試食では「フレンチマスタード」にケチャップソースを追加してみました。

添えられる「チェリポテフライ」(500円)も自慢のメニュー。これは、静岡の人気カフェ「チェリービーンズ」の定番ポテトなんです。そして、「コーヒー」(430円~)もこだわりの一杯。地元静岡の焙煎職人が作る、KUSHITANI カフェだけのオリジナル焙煎豆を使用したスペシャルなコーヒーです。

まずは「ホットドッグ/フレンチマスタード」からいただきましょう。ボリュームたっぷりなソーセージは、肉々しくジューシーですが後味さっぱり。マスタード&ケチャップが、より華やかさを盛り立ててくれます。また、パンのおいしさも特筆ものです。外はパリッとしながら、中は柔らかく香ばしくて、噛むほどに甘みが強く感じます。肉とパンのおいしさに大満足すること間違いなしです。

そして「チェリポテフライ」のおいしさにも驚き! ホクホクしたジャガイモと、たっぷりかかったスパイシーなシーズニングが奏でるハーモニーは、まさに絶品。静岡のソウルフードと呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。

最後に「コーヒー」(430円~)のおいしさも特筆もの。深煎りしたオリジナルの豆をエアロプレスで抽出した味は、苦みと酸味の中にちょっぴりチョコレートを感じさせる深みあるもの。これも、ぜひとも味わって欲しい逸品です。

オートバイ用品を扱う「KUSHITANI」直営の「KUSHITANI カフェ」。

清水のご当地グルメをテイクアウトで楽しむ

「富士 旬粋(しゅんすい)」にてテイクアウトで提供される「もつカレー」(550円)。清水で昭和から続く、ご当地グルメだ。だ。

続いて紹介するのは、地元 清水市のご当地グルメとなる、「清水もつカレー」。昭和の時代に生まれたという居酒屋発祥のグルメです。簡単に言ってしまうと、カレー味のもつ煮込み。居酒屋でお酒のつまみとして生まれたので、ごはんがないのが特徴となります。清水市では居酒屋を中心に数多くの店で、それぞれの店のユニークな清水もつカレーが提供されています。

そんな清水もつカレーを用意するのが、NEOPASA 清水のおみやげ物店「富士 旬粋(しゅんすい)」に併設されたテイクアウトコーナー。販売されているテイクアウト用の「もつカレー」(550円)は、中身はお店で販売している「カレーもつ」(528円)とまったく同じとか。清水市内の焼き鳥店「鳥元坊」が監修した製品です。

その味は、スパイシーだけど辛さ自体は抑えめ。コクがあって、普通においしいカレーです。でも、具材が柔らかいもつだけというのは、なかなか他にない不思議な感じがします。確かに、お酒にもぴったりと合うでしょう。テイクアウトで気に入った人は、ぜひともおみやげもお忘れなく!

「もつカレー」を販売する「富士 旬粋(しゅんすい)」のテイクアウト コーナー。

おしゃれなカフェ メニューと、居酒屋発祥の昭和の味という両極端なメニュー2品ですが、どちらも清水ならではのもの。NEOPASA 清水に立ち寄ったときは、ぜひともご賞味ください! (文と写真:鈴木ケンイチ/取材協力:中日本エクシス)

●営業時間
クシタニカフェ:9時~18時(休日は7時~19時)
富士 旬粋(しゅんすい):店舗は8時~21時、テイクアウトコーナーは9時〜20時
※価格等は、2024年2月時点のものとなります。

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