【新日本】異色の顔合わせでルチャ戦士が躍動!ロッキー・ロメロが新ユニットを結成<FANTASTICA MANIA>

新日本プロレスは2月19日(月) 東京・後楽園ホールにて『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2024』最終戦を開催した。

『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2024』
日時:2024年2月19日(月) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,455人(札止め)

第5試合では、MUSASHI・エル・デスペラード・テンプラリオ・ボラドール・ジュニア組とタイガーマスク・棚橋弘至・ソベラーノ・ジュニア・ロッキー・ロメロ組が対戦するという、このシリーズ限定の信じられない組み合わせが実現した。

試合は攻守が激しく入れ替わる展開が続いたが、最後はデスペラードがエル・エス・クレロでタイガーにフォール勝ちをスコア。

<試合結果>

▼第5試合 30分1本勝負 Relevos Increibles
MUSASHI
エル・デスペラード 〇
テンプラリオ
ボラドール・ジュニア
vs
タイガーマスク ×
棚橋弘至
ソベラーノ・ジュニア
ロッキー・ロメロ
11分53秒 エル・エス・クレロ

試合後、ロッキーがソベラーノとテンプラリオにまさかの共闘を持ち掛け、新ユニットを結成するサプライズが起こった。

■試合後バックステージコメント

デスペラード「(※みぞおちのあたりを氷で冷やしながら)あー、『FANTASTICA MANIA』は楽しいけど、何かみんな、俺だったら何してもいいと思ってないかな?キツいなあ。(※ボラドールに握手を求めて)ムーチャス・グラシアス!」

ボラドール「(※握手を返しながら)サンキュー。デスペラード、グラシアス」

MUSASHI「(※ボラドールに)ムチャス・グラシアス」

デスペラード(※スペイン語でボラドールに)君と組めて嬉しい。12年前…12年前だったか?」

ボラドール「そうだ」

デスペラード「(※スペイン語で)いつも一緒にいたよな」

ボラドール「いっつもな。仲良しだった。新日本のスペル・エストレージャ、デスペラードと組めてとても嬉しかったよ。」

ボラドール「だがさっきのロッキーの行動はなんだ? 新日本のリングで新しいユニットを結成だと?」

ボラドール「お前(デスペラード)は(ジュニアヘビー級の)現チャンピオン。俺はCMLLのスペル・エストレージャ。それからこの選手(MUSASHI)も力強く前に進んでいるぞ。ロッキー、ソベラーノ、テンプラリオの3人じゃ太刀打ちできるわけがない」
デスペラード「(スペイン語)やってやろうぜ! (※MUSASHIに)ムッチャ上がる!『せっかくだから新しいチームでやろうぜって。テンプラリオ帰ってきたら何言うつもりかな、アイツ? 早く来ねえかな?」

MUSASHI「まあでも、ありがとうございました!」

デスペラード「ありがとうございました!」

MUSASHI「ルチャリブレ、やっぱ楽しいっすね。最後、このタッグチーム組めてよかったです。ルチャリブレ、楽しませていただきました」

デスペラード「また待ってます。組むんでも戦うんでもやりましょうよ」

MUSASHI「ぜひ! ベルト持ってますよね?」

デスペラード「まぁ今はパクられてますけどね。何度でも来てください(※と、先に立ち去る」

MUSASHI「まぁこの、『FANTASTICA MANIA』でね、普段戦うことのないルチャドールとね、新日本の人たちと、戦って、組んで、毎日楽しかったです。ありがとうございました!」

棚橋「2020、21、22、3年間『FANTASTICA MANIA』ができなくて、2023、去年、本当に3年ぶりに来たメキシカンのルチャドールたちの姿っていうのはいつにも増して元気で、今年もまたこうしたね、“más cansado”疲れないルチャドールたちの姿を見られて、『あっ、良かったな。またFANTASTICA MANIAが開催できるようになったな』っていうね。なんか、自分が参戦できる喜びもあるけども、開催できる、開催できた喜びの方が強いっすね、社長目線で。ただ、次は選手目線で、(※NJPW WORLD認定TV王座のベルトを見せながら)このベルトを守っていきます。マット・リドル、楽しみにしているから」

タイガー「なんか、なんだろう? まあ、デスペに最後ああやって丸め込まれたっていう部分で、なんかせっかくワーッと盛り上がっていたのに、あそこでやられたなっていうのがあるんで、非常にちょっと僕としては残念な部分はあるけど、この『FANTASTICA MANIA』、僕は非常に楽しかったです。コロナが明けてから2回目になるのかな? 本当に僕もずっとメキシコに行ってて、何人も知ってる選手が増えて、そしてまたこうしてメキシコから来てくれて、本当に非常に楽しかったし、まあ僕はあと何回ね、この『FANTASTICA MANIA』に出られるかわからないですけど、本当にメキシコの選手から学ぶことがたくさんあるなと。このキャリアになってもまだあるなというのが僕の感想で、これからも、特に僕が見てエチセロ選手なんかね、もの凄くいい選手でね、『G1』に来てもいいんじゃないかっていうぐらい動ける選手ですし、ヘビーと対等にできる選手なんでね、これからのメキシコの選手が新日本に来るか楽しみです」

ロッキー「(※英語で)ワオワオワオ、なんて夜だ、サプライズばかりだ! 『FANTASTICA MANIA 2024』、サプライズの連続だ! 新世代最大のライバル、ソベラーノ・ジュニアとテンプラリオが手を組むことでお前たちはさらに強くなり、そしてこの俺、ルチャ・リブレで最も頭脳派のロッキー・ロメロがバックにつくことによって、この同盟でテッペンを取る。CMLLだけでなく、世界のテッペンを取るんだ」

ソベラーノ「ロッキーのマイクを聴いただろ? これ以上に素晴らしいアイデアは考えられないね。俺たちはそれぞれアレナ・メヒコを制覇してる。想像してみて……そんな俺たちがチームを組めば、世界を征服できる」

テンプラリオ「ロッキー、このチャンスに感謝するよ。テンプラリオとソベラーノは次世代を担っている。ロッキーが一緒なら世界の誰が相手でも闘える。アレナ・メヒコはもちろん世界のどこでだって」

ロッキー「(※英語で)準備はいいか?(※スペイン語で)彼らはCMLL、メキシコのルチャ・リブレ、そして世界のルチャ・リブレ界のトップ選手だ」

ソベラーノ「また会おう。サヨナラ」

ロッキー「アスーカー!」

<写真提供:新日本プロレス>

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【動画】このシリーズ限定の信じられない組み合わせが実現

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