水戸ユースのMF木村晟明がクロアチア2部のHNKブコバル1991に移籍「夢であった海外でプロサッカー選手に」

[写真:©︎J.LEAGUE]

水戸ホーリーホックは21日、ユースに所属するMF木村晟明(18)が、クロアチア2部のHNKブコバル1991に加入することを発表した。

木村は北海道出身で、FC DENOVA U-15から水戸のユースに加入していた。

夢だったという海外移籍を果たした木村はクラブを通じてコメントしている。

「今年からHNK Vukovar1991(Croatia division2 3位)に加入することになりました、木村晟明です。ずっと夢であった海外でプロサッカー選手になることができ、とても嬉しく思います」

「高校3年間は思い通りの結果を出せず、逆境やスランプに陥りとても苦しい思いをしました。ですが、そんな時も努力を辞めませんでした。努力を続けてくうちに努力は人生の成功への道標ということを学びました」

「これまで僕に携わってくれた友達やチームメイト、僕にたくさんのことを指導してくださったチームスタッフのみなさん、そして僕に人生をくれた両親、面倒を見てくれた姉、夢のきっかけになってくれた兄。すべての人に感謝しています」

「これからは日々を大切にしていきながら更に上にいけるように努力を継続していきます。そして皆さんに応援してもらえる選手になります。これからも応援よろしくお願いします!」

ブコバルは、かつて破産したクラブを引き継ぎ、2012年に設立されたクラブ。4部からのスタートとなったが、2022-23に2部の1. NLへ昇格。2位の成績を収め、惜しくも1部昇格は果たせなかった。

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