メッツ・千賀滉大が「腕の疲労」で練習欠席 今後数日で詳細判明か

日本時間2月22日、MLB公式サイトでメッツを担当するアンソニー・ディコモ記者が報じたところによると、千賀滉大は「腕の軽い疲労」を訴えて練習を欠席したようだ。カルロス・メンドーサ監督によると、メッツは今後数日間で情報を収集し、疲労の原因などの詳細を明らかにしていく方針だという。千賀は昨季オールスター・ゲームに選出されたほか、新人王投票で2位、サイ・ヤング賞投票で7位となり、今季はローテーションの柱として期待されているだけに、腕の状態が心配される。

関係者によると、メッツはできるだけ早く詳細な情報を得たいと考えており、現地時間2月21日の午後に検査が予定されているようだ。メンドーサ監督は「昨日の練習のあと、腕の疲労を感じたようだ。今日はフィールドには出ず、我々は彼の状態を注視していく」と話した。

球団広報によると、千賀は検査や治療を受けている状況のため、メディアの前に出て自身の状況について話すことができないという。メッツとしては、不確定な状態で千賀がコメントするよりも、しっかり検査をして原因や症状を特定してから報告したいという思惑もあるようだ。

千賀はメジャー1年目の昨季、29試合に先発して166回1/3を投げ、12勝7敗、防御率2.98、202奪三振の好成績をマーク。最大の武器である「お化けフォーク」はメジャーの強打者を相手にしても通用した。メッツは千賀の登板間隔に最大限配慮し、中4日での登板は3度しかなかった。

今季のメッツは千賀、ホセ・キンタナ、ルイス・セベリーノ、ショーン・マナイア、エイドリアン・ハウザーの5人でローテーションを形成する予定。もし千賀が離脱することになれば、タイラー・メギルがローテ入りすることになるだろう。ほかにもジョーイ・ルケーシーやホセ・ブットーといった候補がおり、メンドーサ監督は「たくさんの名前が候補に挙がるだろう」と層の厚さに自信を見せている。

The post メッツ・千賀滉大が「腕の疲労」で練習欠席 今後数日で詳細判明か first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.