北海道初「ヤングケアラー支援」条例案を提出“家族の世話する18歳未満の子ども”…公務復帰した岩倉市長の公約 苫小牧市

北海道苫小牧市は定例市議会で、北海道内市町村で初めてとなる「ヤングケアラー」を支援する条例案を提出しました。条例案は家族の介護や世話をする18歳未満の子ども「ヤングケアラー」を支援するもので、苫小牧市が2月22日、市議会に提出しました。条例案では、ヤングケアラーを早期に発見して孤立を防ぐために支援するほか、交流の場を設けます。

苫小牧市が「ヤングケアラー」を支援する条例案を提出

ヤングケアラー条例は、先日公務に復帰した岩倉市長が市長選で公約に掲げていたもので、可決されれば道内市町村で初めてとなります。議会で議論を進め、2024年度からの施行を目指しています。また、苫小牧市は家事をサポートする市の訪問支援事業の対象に、ヤングケアラーを2024年度から新たに加えます。

© 北海道文化放送株式会社