SteelSeries、辰年デザインのゲーミングヘッドセット「Arctis Nova 7 Dragon Edition」

SteelSeriesは、辰年記念デザインのゲーミングヘッドセット「Arctis Nova 7 Dragon Edition」を、3月1日より発売する。価格はオープンだが、税込33,310円前後での実売が予想される。

「Arctis Nova 7 Dragon Edition」

フルカスタムの40mmドライバー搭載のゲーミングヘッドセット「Arctis Nova 7」をベースモデルにした辰年記念モデル。中国と台湾の文化を受け継いだデザイナーとプロダクトマネージャーにより開発されたという。

干支のひとつである龍(辰)を中心に、龍の体が「龍」の字を囲み、縁起の良い雲「吉雲」の上に乗ったデザインを採用。「龍のアイコンはよりソフトなエッジで描かれ、モダンな印象を与える」とアピールする。

辰年記念デザイン

また、龍のスピーカープレートの裏には、幸運の漢字「福」を配置しており、ヘッドバンドは龍の鱗の形を模している。本体のカラーリングについては「深い赤色が人生の繁栄を象徴し、金運を象徴する大胆なゴールドがアクセントになる」と説明している。

製品仕様に変更はなく、2.4GHzワイヤレスとBluetoothのデュアルワイヤレス接続に対応する。PCやゲーム機を2.4GHzで接続し、スマートフォンをBluetoothで接続することで、ゲームをしながらスマホ上で友達と通話するといったことが可能となる。

専用のUSB-Cドングルを付属し、各デバイスに接続するだけで手軽にワイヤレス接続が可能。PCやMac、PlayStation、Switchなど様々なデバイスに対応するほか、USB-Aアダプタも同梱している。

サウンド面では、Arctis Nova 7用にフルカスタムされた40mmドライバーを搭載し、「音源に限りなく純粋なサウンドを表現する」とアピール。世界初のパラメトリックイコライザーを採用した独自ソフトウェア「Sonar」により、360度の空間オーディオに対応。PlayStation 5用のTempest 3Dオーディオと、Microsoft Spatial Soundとも完全互換性を備える。

フルカスタムの40mmドライバー搭載

また独自ソフト「Sonar」では、 FPSゲームにおける敵の足音や銃声、爆破音などがどの周波数帯から発生しているかを特定し、自分好みの設定に調整することが可能。ゲームのみならず、音楽や映画鑑賞など各コンテンツにあわせた設定を保存し、自由に使い分けることもできる。

通話面では双方向設計のマイクを内蔵する。独自ソフトウェア「Sonar」のAIノイズキャンセリング機能によって、キーボードの打鍵音やマウスのクリック音、PCファンのノイズなど様々なノイズを抑制するという。

連続使用時間は最大38時間で、USB-Cによる約15分の充電で最大6時間使用可能な急速充電もサポートする。本体側面部には音量やチャットミックスのバランス調整が行えるダイヤルや、ミュートボタンを装備する。

USB Tyep-Cによる急速充電に対応

ヘッドセット本体は、Novaシリーズより新しく搭載された高さ調整可能な回転式イヤーカップに加え、好評だと謳うオーバーヘッドバンド、通気性の高いイヤークッションなどを採用。前モデルと比較して14%の軽量化を実現したことで、長時間のプレイでも疲れにくい設計としている。

高さ調整可能な回転式イヤーカップ

周波数特性は20Hz - 22kHz、本体質量は323.85g。

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