ヘイリー氏、凍結胚を「子ども」と見なす州最高裁判決を支持

[21日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補指名を争うヘイリー元国連大使は21日、体外受精を通じて生成されて凍結保存された胚を「子ども」と見なしたアラバマ州最高裁の判決を支持すると表明した。

同州最高裁は16日、凍結保存された胚は子どもと見なされるべきとの判断を示した。これを受けて生殖医療に携わる医師や患者の間で動揺が広がったほか、法的な疑問も提起された。

ヘイリー氏はNBCニュースのインタビューで「私にとって胚は赤ちゃんです。胚について語るとき、それは命のあるものだと話すことになるのです」と述べた。

同氏は、自分の息子が人工授精を通じて生まれたと明らかにした。

ヘイリー氏は、共和党候補指名争いで首位を独走するトランプ前大統領と24日に地元サウスカロライナ州の予備選で対決する。トランプ氏はアラバマ州最高裁の判決について公には言及していない。

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