「自分がやったかはわからない」繁華街ススキノの路上で女性警察官に「ホステス」勧誘…逮捕された”スカウトマン”の41歳男は容疑を否認 北海道札幌市

”ススキノ条例”違反で男を逮捕した北海道警中央署(札幌市)

一定の区域でのスカウト行為などを禁止する通称・ススキノ条例違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区の自称・無職の男(41)です。男は2023年12月21日午後8時40分ごろ、札幌市中央区南5条西3丁目の路上で私服の女性警察官に声を掛け、ニュークラブのホステスに勧誘した疑いが持たれています。当時、警察官はススキノ地区での客引き行為などの取り締まりのため、私服でパトロールしていて、男は「仕事ですか?ニュークラブとかあるじゃないですか。そういうのを紹介する人です」などと声を掛けていました。警察は、男の立場や店の客引き行為の実態などについて捜査を重ね、約2か月後の2月20日に男を逮捕しました。男は調べに「ニュークラで働かないかとスカウトしていたのは間違いないが、12月に自分がやったかはわからない」などと容疑を否認しています。警察はほかの歩行者にも勧誘の声掛けを繰り返していたとみて、男の余罪や店舗との関係性などを詳しく調べています。

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