「団体戦優勝を目指す」パリ行き確定も“エース"早田ひなは金奪取誓う 22日には難敵ルーマニアと対戦【世界卓球】

韓国・釜山で開催中の「世界卓球2024 団体戦」は21日、決勝トーナメント2回戦が行われた。日本女子はクロアチアと対戦し、3-0で勝利。ベスト8進出を決めパリ五輪本大会の出場権を獲得した。

◆日本が悲願の中国超え狙う 世界卓球2024 団体戦 試合結果速報、日程・放送予定・ライブ配信・出場選手・グループ組み合わせ

■豪華ローテでGLを圧倒

今大会の日本女子はパリ行きをかけた戦いで早田ひな、平野美宇、張本美和の五輪メンバーに加えて、伊藤美誠、木原美悠という実力者が控える充実の陣容で韓国に乗り込んだ。

グループリーグから早田、平野を軸に、張本美、伊藤、木原をローテーション起用。ルクセンブルク、イラン、南アフリカ、ブラジルを撃破。そして迎えたクロアチアとの一戦でも“五輪トリオ”が躍動しストレート勝ち。相手を寄せ付けない形で最低ノルマのベスト8はクリアした。

パリ行きを正式に確定させた今、夏の五輪を視野に入れた戦いが始まっていく。

準々決勝で戦うルーマニアにはベルナルデ・スッチをはじめとした実力者も控え、22日に直接対決する中国や韓国といったチームとの決勝での対戦も考えられる。五輪メンバーを中心とした戦いでチームの総合力を高めながら、目の前の1試合に負けないことが求められる。

21日の試合後にはエースの早田から「団体戦優勝を目指す」といった言葉も聞かれた。パリ行きを確定させた日本女子が金メダルをかけた戦いに挑んでいく。

◆日本女子は伊藤美誠が1番手起用 早田ひな、平野美宇の黄金世代で難敵ルーマニア撃破&メダル奪取なるか

◆パリ行き確定の日本男子は松島輝空、張本智和、篠塚大登で“王国撃破”狙う メダルかけた中国との大一番

◆みうみまひな“黄金世代”が振り返るイラン撃破 伊藤美誠は水谷隼さんに“戸惑い”「なんで目の前で……」

(Y.Imoto/SPREAD編集部)

© 株式会社Neo Sports