「多くの部分で成長している」 キングス指揮官が2年目のキーガン・マレーを絶賛

サクラメント・キングスのマイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)が、今季2年目を迎えているキーガン・マレーについて称賛の言葉を述べている。『NBC Sports Bay Area』がブラウンHCの言葉を紹介している。

「キーガンは多くの部分で成長している。いつも言っていることだが、彼以上にプレッシャーを感じている2年目の選手がはたしているだろうか。我々はプレイオフチームだからね」

攻守で多くの役割を託されているマレーは、相手チームのエースをガードする機会も少なくない。本人も、自身の守備が勝敗を左右することを自覚しているはずで、指揮官はそのプレッシャーを慮った格好だ。

「10回のうち9回は相手の最高のペリメーター・オフェンス・プレイヤーを相手にしている。だから、まだ2年目だが我々は彼に高いレベルのディフェンスを要求している。また、3ポイントを打つことも望んでいるんだ」

今季のマレーは50試合に出場して、平均14.8点、5.3リバウンド、1.7アシストを記録。オールルーキー1stチームに選出された昨季のスタッツを上回っている。着実に成長しているからこそ、ブラウンHCが高評価を与えるのも頷ける。

「繰り返しになるが、彼(2023年1巡目4位指名)と近い順位でドラフトされた選手のなかにプレイオフに出たことがある人物がいるかは分からないが、キーガンが抱えているようなプレッシャーを持っている選手などいないはず。だからこそ彼は特定の分野だけでなく、さまざまな分野で成長してきた。私の見立てでは、彼はこれからも良くなっていくだろうし、この組織と街にとってプラスになると思うよ」

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