プラス・マイナス岩橋良昌 解散宣言、吉本批判連発も芸人仲間はほぼスルー…心配で電話のカジサックには「きっしょ」

(写真:時事通信)

年明け以降、“告発投稿”が止まらないお笑いコンビ「プラス・マイナス」の岩橋良昌(45)。拡大する騒動に、岩橋自らも追い詰められているようで……。

2月18日に放送された『だれかtoなかい』(フジテレビ系)の出演者に対して《あ、俺をエアガンで撃った人だ》とXで呟き、“犯人”を特定する動きが広がる事態に。後にエアガンを発砲した人物の実名や状況を明かしたが、真偽は定かではない。

そうした物議を醸す言動は、ついにコンビ関係にも支障をきたすことに。岩橋は21日夜に突如として《吉本と話ししてきた》とXで明かし、《SNSも一切禁止だって 他人のTikTokライブにコメントするのもだめだって》《けど今こうやって約束破って投稿してる》と吐露。

事務所側からの制止を振り切って投稿したようで、岩橋の鬱憤は止まらない。別の投稿では《吉本、芸人辞めます お疲れ様でした》《プラスマイナスも解散です どうか兼光を応援してあげて下さい》と、コンビ解散と事務所退所を宣言。

プラス・マイナスは結成16年以上の漫才賞レース「THE SECOND」の本戦トーナメント「ノックアウトステージ」に出場が決定しているが、岩橋は《Secondも出れへんって ひと枠あげたってー!》と暴露。

他のユーザーから2月25日に予定されているライブについて問われると、《それもぜーんぶなしやって、払い戻しするって 明日から仕事なーーーんにもないもん 吉本に言って》と返していた。

さらに《古いよ、吉本のやり方は、もう》と事務所批判を続け、《俺のツイートを消させた藤原アウトー》と同社の藤原寛副社長への批判とも取れるような投稿も。なお現時点では、吉本興業の公式サイトなどで岩橋に関する報告はなされていない(22日13時現在)。

まさに大荒れ状態だが、相方の兼光タカシ(45)は岩橋の言動に対して沈黙を貫いている。またその他の芸人仲間も、静観を保っているようだ。

「SNSで岩橋さんについて直接的に言及した芸人は、今のところウーマンラッシュアワーの村本大輔さん(43)とエハラマサヒロさん(41)くらいでしょうか。エハラさんは騒動の拡大を懸念してか最初の投稿を削除しましたが、22日に《自分の正義だけを拡声器で叫んでも周りにいい事は起こらないと思うんよ》と投稿しています。

同じようにSNSでは岩橋さんの騒動を暗に仄めかすように、自らの考えを綴っている芸人も散見されます。しかしSNSから岩橋さんに直接呼びかけたり、名前を出して意見したりする芸人はほとんどいないようです。岩橋さんのアカウントには芸人のフォロワーが大勢いますが、皆おそらく静観しているのではないでしょうか」(WEBメディア記者)

そんななかでも、直接コンタクトを取ろうとしている芸人もいるようだが……。岩橋は22日に《今カジサックから電話あった》と、先輩にあたるキングコングの梶原雄太(43)から連絡があったと明かした。だが《きっしょ 食いぶちにされるんかなー 金の匂いしたんかなー ハイエナ》と、嫌悪感をむき出しにしたのだった。

いっぽうのカジサックも、同日に更新したXでこう綴っている。

《いきなり電話してごめん。 過去に自分が病んでしまった時FUJIWARAの藤本さんに電話で救われた事があったから行動してしまった。 申し訳ない。 あなたはめちゃくちゃ面白い。 自分を1番に大切にして、今はゆっくり休んでほしい。 信頼出来る人が側に居てくれますように》

しかし岩橋にはその思いは届かなかったようで、カジサックの投稿に対して《お〜好感度あがったなぁ〜 うまいな〜お前》と罵っていた。

すでにXのプロフィールも《フリー》と変更され、《吉本興業からの卒業〜》《漫才からの解放 賞レースからの解放 俺、お笑いで戦うなんて嫌い それは悔しさ、憎悪、ねたみ、とらわれ、ストレスを生む 笑いとは逆の感情 みんな違ってみんなおもろい それでええ しょーもな》と振り返っていた岩橋。

果たして、このまま“プラスマイナスの岩橋”は表舞台から姿を消してしまうのか、それともーー。

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