「絵本」で防災・復興を考える 岩手県教委制作の第3弾「だいじなもの」が完成 子どもたちへ

東日本大震災の復興教育に役立てようと岩手県教育委員会が作成した絵本の第3弾が22日、お披露目されました。今回のテーマは「災害への備え」です。

お披露目されたのは、絵本「だいじなもの」です。
主人公の幼い男の子と女の子が不思議な空間に迷い込み、水や食料、明かりの大切さを学んで元の世界に戻るというストーリーです。
岩手県教育委員会は復興教育の一環として2022年から絵本を制作していて、「だいじなもの」が第3弾となります。今回は災害が起きた際の「備え」をテーマに絵本が制作されました。
絵本は3月上旬までに岩手県内の保育園やこども園、小中学校などおよそ3700か所に合わせて1万2500部が配布されます。

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